良好な人間関係を構築するために | 環境に適応する力

4-2

 

学生と社会人の違い や

新入社員がハマりやすい退職の罠でもお話しました

人間関係のお悩み。
ここについてもう少し詳しく教えてほしいというご要望を頂きました。

 

悩みの原因はすべて人間関係?

アドラー心理学では、人間の悩みはすべて人間関係であると述べられています。

それほど、人間関係の悩みというのは、

私達の社会生活において重大な問題です。

 

新入社員がハマりやすい退職の罠でもお話している通り、

まず大前提として、私たちが社会に出ると、

「他人が選んだコミュニティ」での生活が始まります。

 

小学校・中学校・高校・大学と、基本的には仲良しグループで過ごすことが出来たかと思います。

それは、自分が選んだコミュニティだからです。

 

でも社会人になると、そうではありません。

 

自分が配属された部署、自分の机、上司・同僚、お客さん等、

 

自分で決めるものではありませんね。

 

1-6
ですから、

 

「今まで人を嫌いにならなかったのに、どうしてだろう?」という悩み、

 

それはある種当然と言えます。なにせ、あなたが選んだコミュニティじゃないのですから。

コミュニティは自分で選ぶもの、という習慣が出来ているからでしょうか、

 

今いる職場を離れてまで、新しい人間関係に逃げようとするかもしれません。

 

でも、次の職場があなたに最適なコミュニティである保証なんてありません。

 

その度に転職を繰り返していては、ただのワガママです。

 

自分が構築した、自分中心のコミュニティに生きる時代はもう過ぎ去りました。

 

社会人になったということは、

 

他人が構築したコミュニティに自ら溶け込む努力をしなければいけませんね。

 

環境に適応する力。これは能力ですから、努力で身につきます。

 

 

環境に適応する力を身に着ける

 

じゃあ具体的に何をすれば・・・という話になりますが、

 

結論は既に前の記事でも書いている通りです。

 

人の言動には必ずメッセージがあります。

 

上っ面の言動ではなく、その言動のエネルギーとなっているメッセージを探ってください。

 

 

ちょっと言い方のキツい上司、

 

単なる嫌がらせではなく、あなたのことを人一倍期待しているのかもしれません。

 

注文の多いお客さん、

 

困らせようとしているのではなく、それはあなたを信用している証だと思います。

 

文句ばかり言っている同僚、

 

あなたを「話を聞いてくれる人」と認知しているのでしょう。

 

あなたの納得のいかない行動を取っている人は、

 

どうしてそういう行動を取るんだろう?

 

 

ということまで考えると、見方が変わって来るかと思います。

 

一緒に飲みに行って、より深いコミュニケーションを取るのもいいかもしれません。

 

 

その人の考え方が深いところまで見えたら、行動の背景も分かってくるはずです。

 

直接意見をぶつける方法

 

1-7

 

「見方を変えても、どうしてもガマン出来ないんだ!」そういう時は

 

第3者に同席してもらった上で、直接意見をぶつけるのもいいかもしれません。

 

※第3者を同席させるのは、感情のぶつかり合いのケンカを避けるためです。

 

でも、ただ「嫌い」という感情をぶつけるのでは子供と同じです。

 

また、「あなたはつまらない」とか「あなたは怖い」とか、

そういう感想を述べても、伝えられた方は改善の仕様がありません。

 

出来るだけ具体的に、

どういう行動に対して腹が立つのかをあなた自身が整理しましょう。

 

具体的行動を洗い出してから、抽象度を上げていくやり方がお勧めです。

 

抽象度を上げれば、相手の行動の本質を突くことが出来るのと、

 

行動を制限してほしい範囲を広げることが出来ます。

 

 

具体:営業前の資料作成で忙しい時にコピーを頼んでくる

抽象化:仕事に追われている時に別のことを頼んでくる

抽象化:こちらの都合を考えずにものを頼んでくる

 

このように。

 

ただ、「営業前の資料作成で忙しいのに、コピーを頼まないでください」

 

と言われたら、確かにコピーは頼まないでしょう。

 

でも、FAXをお願いされたりするかもしれません。

 

だから極力抽象化して、

 

「こちらの都合を考えず、ものを頼むのは辞めてもらえませんか?」と頼み、

 

例えば、「営業前の資料作成で忙しい時にコピーを頼むような行動です」と伝えれば、

 

相手も何が悪いのかを明確に知ることが出来ます

 

 

例えば、

具体:プレゼン資料の作り方を聞くと「こんなことも出来ないの?」と言ってくる

抽象化:仕事の質問をすると、否定的な言葉をかけてくる

 

このように。

 

 

具体:会議の後はイライラしていて、ただ話しかけられただけなのに怒られた気分になる

抽象化:イライラしている時は、八つ当たりをしているように感じる

 

こちらも1つの例です。

 

まとめ

1-8

 

 

言動にはメッセージが込められている、

だからそのメッセージを探ろうとすること。

例えば飲みに行くこともいいでしょう。

出来る努力をして、どうしてもダメだったら、

直接意見をぶつけてみる、というのも大事です。

 

繰り返しますが、

社会に出て、気の合わない人がいるのは当然です。

 

他人が作ったコミュニティに、あなた自身が自ら参加を志願したのですから。

環境に適応するのも、立派な仕事の1つです。

 

 

目次へ戻る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*