文句と意見の違い - 意見を述べよう

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部活でも会社組織でも友達グループでも、

それらは全て1つの目的をを元に集まったグループです。

 

 

部活なら、試合に勝つこと

会社組織なら、理念を追求しながら売上を上げること

友達グループなら、(グループによりますが)楽しい時間を共有すること

 

共通の目的を共有したメンバーです。

 

そこに所属するメンバーには最低限守るべきルールがいくつかあります。

 

その中の1つ、「文句ではなく意見を言おう」について、

 

今日は述べていきたいと思います。

 

 

文句と意見の辞書的意味

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まず文句と意見について、辞書で調べます。

もんく【文句】


不満・不賛成などの言い分。苦情。不服。 「 -を言う」

いけん【意見】

( 名 ) スル

ある事についてもっている考え。 「 -を述べる」 「 -を聞く」 「 -書」

大辞林 第三版より
※関係なさそうなものは省きました

 

おお、これは国語の授業と違って

 

ほとんど私の意見を言ってくれている気がします。笑

 

文句とは、感情の塊でしかありません。

意見とは、考えを述べることです。

 

じゃあこれが、なぜ

文句は控えた方がよく

意見は述べた方がいいのかという話です。

答えはいたってシンプル

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ネガティブな状況下において、

感情の塊を吐き出しても、何も前進しません

 

それに対して意見を述べれば、

意見の内容次第では状況が前進する可能性があります

 

会社で言えば、

「事務作業多すぎます!さすがに疲れました!」 これが文句。

「事務作業多すぎます。皆過労気味なので、ペーパーレスにしませんか?」 これが意見です。

 

疲れるとか、やりたくないとか、

楽しいとかつまらないとか、

そんな感情を吐き出したって、

だいたいの人は「( ゚Д゚)」ってなりますよね。笑

 

 

社員が意見を受け取ってもらえるコツ

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いくら真っ当な意見を言っても、

受け取ってもらえない事もあります。

 

それは、意見を受け取ってもらうにはコツがあるためです。

 

実はさっきの、

「ペーパーレスにしませんか?」という意見、

これすら、コツを抑えなければ、文句として受け取られてしまう可能性すらあります。

 

ではその例に倣って、

この21世紀に、紙を基本にして仕事をしている会社だとして、

これをペーパーレスにしたいとします。

 

この例を元に考えてみましょう。

 

①まずどうして今の状況なのかをよく理解しましょう

 

もしかしたら、社員の方々が、パソコンが苦手などといった事情があるかもしれません。

 

この場合、ペーパーレスにするためのステップ(社員教育等)が増えたりもします。

 

もしかしたら、行政の指導が入ったからなのかもしれません。

 

「この時代になにやってんだ?バカなんじゃないの?」

 

そんなスタンスで話しては、伝わるものも伝わりません。

 

 

 

②その状況で困っているのはどれくらいなのかを把握しましょう

 

もしかしたら、自分だけが「紙ばっかり」って思っているだけで、

 

誰もそんなことを思っていないのかもしれません。

 

それは周りの人間が、紙に慣れてしまっている場合もありますし、

 

自分の感覚がおかしい場合もあります。

 

客観的な立場で判断しましょう。

 

 

③話し方が感情的でないこと

 

いくらいい意見だとしても、ケンカ腰で話したら

 

意見を受け取る側もどうしても身構えます。

 

「私とあなたは同じ理念を達成するための仲間、

 

会社をもっと良くするために話し合いましょう」

 

そんな冷静さが大事です。

 

 

④提案が現実に則しており合理的であること

 

紙の仕事が多ければそれだけ時間もかかりますし、保管するコストもかかります。

 

ですから、ペーパーレスとか、不要な作業を無くすことが普通でしょう。

 

でもたまにぶっ飛んだ提案をしてくる人もいます。

 

「事務所を増築しましょう。」とか

 

「社員をあと5人増やしましょう」とか

 

「ロボットを買いましょう」とか。

 

意見が現実に則していなければ「( ゚Д゚)ポカーン」とされてしまいます。笑

 

 

⑤提案理由は根拠に主観的文句が入っていないこと

 

結構多いです。ここで大きく評価を落とすこと。

 

「ペーパーレスにしましょう」

「どうして?」

「皆疲れちゃうじゃないですか」

「・・・。」

 

 

「ペーパーレスにしましょう」

「どうして?」

「手書きじゃミスしちゃうし面倒なんで」

「・・・。」

 

 

多いですねー根拠を求めた瞬間に感情論に走る人。

 

せっかく意見を述べてるのに、自分で途中から文句に軌道修正してしまうんですね。

 

これではせっかくの意見がうやむやになってしまいます。

 

でもだいたい、根拠の段階で文句に代わる人は、

 

自分にとってのメリットしか頭にないので、流されるくらいでいいのでかもしれませんが。。笑

 

 

まとめると、

 

今自分は何に不満を抱えているのか、

 

どうしてそんな状況に陥ったのか、

 

その不満を持っているのは自分だけなのか、

 

それとも皆その不満を感じているのか、

 

改善策は果たして何なのか、

 

さあどうやって伝えようか、

 

そういったことを整理して、

 

冷静に話すことが「意見を述べる」ということだと思います。

 

 

最後に、意見を受ける側の方々へ

 

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自分も出来ているかは微妙ですが、

 

私が気を付けていることを共有します。

 

 

社員が意見を言ったら、それを受け止めてあげることが大事です。

 

「若造が何言ってんだ」と言って無視しては、せっかくのチャンスが棒に振ることになります。

内田秀男という、日本人博士の話があります。

トランジスタって皆さんご存知ですか?

ざっくり言うと、電気信号を増幅させる装置です。

スピーカーからバカでかい音が鳴るのもトランジスタのおかげです。

アメリカで発明され特許も取られてしまいました。

でもアメリカで発明されるちょっと前に、内田という研究者が、

とある鉱石が電気信号を増幅させるということを発見したのです。

内田は当時の研究所所長のところに行き、その話をしました。

すると「そんな訳がないだろう」と突っぱねられてしまったのです。

早く特許を申請していれば、世界中から莫大な額の特許料が舞い込んでいたかもしれないのに、です。

 

このように、部下の意見を一笑に付しては、

 

チャンスを棒に振ることになります。

 

同じ理念を元に集まった仲間です。

 

しっかり耳を傾けてあげましょう。

 

それが文句だとしても、頭の中で「意見」に変換して、

 

変化のチャンスとして捉えられたら、最高ですね。

 

 

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