認知の歪み | オールオアナッシング(全か無か)思考について

気づきの壁、行動の壁、継続の壁についての記事を書いていきたいのですが、

 

気づきの壁についての記事を書いた段階で、これが非常に深いテーマであることをつくづく思い知り、

(先に調べてから書けってことですが、動き出してから考える性格なもんでm(_ _)m)

 

継続して「自信」や「自己受容」というテーマで記事を書いていきます。

 

今回は「自信」のなさが生み出す全か無か思考について考えていきます。

 

全か無か思考-オールオアナッシング/スプリッティング

 

wikipediaから引用します

スプリッティングともされ、グレーがなく、物事を全てを白か黒かで認識するという、誤った二分法を用いること。オール・オア・ナッシング(all-or-nothing)であり、少しでもミスがあれば完全な失敗だと考える。真実でも、真実らしくもない場合でも、常に(”always”)、すべて(”every”)、決して(”never”)などといった言葉を使うのが特徴。

 

つまり、物事を「善か・悪か」「できたのか・できないのか」「0点なのか100点なのか」といったような、

2分法でしか見ることが出来ないということですね。

 

例えば営業で、今月の売上の目標が100万円だとして、90万円まで売ることが出来た、

でも100万円に到達しなかった、こんな状態でも、全か無か思考の人からすれば、ただの「失敗」にしかなりません。

90万円まで売り上げるプロセスの中で、営業のスキルが向上したかもしれない、

オリジナルの営業ツールを生み出したかもしれない、お客さんとの良い関係づくりが出来たかもしれない、

そういったプロセスにおける生産には目を向けず「失敗」とします。

 

これではいつまでたっても自信がつきません。

自信がなければ、自己受容もクソもあったもんじゃないので、気づきの壁でやはり止まってしまいます。

 

全か無か思考の、周りに対する影響

私が小学校の頃、学校の先生でまさにこんな感じの女性がいました。

幸い私の担任ではありませんでしたが、その先生が担任のクラスでは、

合唱コンクールに向けて「勝たなければ意味がない」と、毎日のように生徒を怒鳴りつけていたのを覚えています(;・o・)

結果的にそのクラスは合唱コンクールで優勝しましたが、だれよりも先生が喜んでいました。

生徒たちの顔は死んでいたように思います。まさに北朝○のノリです。

 

このように、全か無か思考の人は、自分に対しての水準が厳しいだけでなく、

周りの人間にも同様に高い水準を求めます。

そしてほとんどの場合、周りの人たちはこの全か無かの要求水準に応えることが出来ません。

そして全か無か思考の人は周りの人に「使えない人間」というレッテルを貼り、

「どうして私は人に恵まれないんだろう」と、被害者のフリをします。

本当は自分が周りの人間たちをダメにしている加害者なのに、です。

 

全か無かの2分法では、気に食わないことがあったら全て「ダメ」になってしまいます。

完璧な人間なんてこの世にはいないので、ほとんどが「ダメ」な人間になってしまうでしょう。

そうすると、周りの人も、その2分法の期待に応えることに疲れてきます。

 

全か無か思考の根本的な原因

なぜこんなにも2分法で物事を見てしまうのでしょうか?

それは「自信のなさ」からくる、「防衛本能」です。

自分が傷つかなくて済むための方法、ということですね。

 

自分が基準の二分法の世界で見ると、2分法とは言えほとんどの物・人が無価値な存在になってしまいます。

この無価値というレッテルを貼る行為が、全か無か思考の人にとって大事なのです。

 

例えばこの人は私を裏切らない人だ!と考えて人と付き合い、

結果的に裏切るようなことをしてしまったとします。当たり前ですが、傷つきます。

この時、高いところから低いところに落とされるわけですから、とてつもないダメージを受けます。

 

自信のない人は、このダメージが怖いのです。

だから高いところに登らない、極力低いところに自分を置いておくために、

周りの物・人に期待をしないのです。

まぁ、期待をしないのであればまだマシなのですが、

(そもそも期待をしない生き方という記事を書いていますが。)

 

それだけでなく、

「どうせ意味がない」 「どうせ私を裏切る」 というマイナスのレッテルを貼ってしまいます。

そう考えておけば傷つくこともありません。 そのための2分法です。

 

ですが、2分法を用いている限りは自信がつかないため、この無限ループに陥ってしまいます。

 

全か無かの改善方法

まずは自分が全か無かの判断をしているということを自覚することです。

そして周りの人を苦しめている、ということに向き合いましょう。

それが良いとか悪いじゃなく、今の自分はそういう考え方をしている、という自己受容です。

 

それが出来たら、2分法の世界からはほとんど抜け出せたと言っても過言ではありません。

後はただただ、2分法で物や人を見ないことです。

 

例え90万円の売り上げでも、そこで得られたプロセスに価値を見出す(実際に書き出す)

 

人にはいい面もあり、悪い面もあるといった or ではなく andで物事を見る

 

悪いことではあるけども、本人が損をするだけなんだから別に良くない?といった曖昧思考を持つ

 

こういった思考のクセを持つことで、2分法を卒業することが出来ます。

 

是非試してみてください。

 

 

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